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シニアも歯磨きは大事な習慣です

朝の出来事

シニア(高齢者)の歯磨き

高齢者の歯磨きは、健康を守るうえでとても大切なケアのひとつです。年齢を重ねると歯や歯ぐきが弱くなり、虫歯や歯周病、口臭、誤嚥性肺炎などのリスクが高まります。特に在宅介護の場では、毎日の歯磨きが本人の健康状態に直結するため、家族や介護者のサポートが欠かせません。

歯磨きの基本は

「毎食後の歯磨き+1日1回の丁寧なケア」。朝や昼は本人が自分で磨けるようなら、できる限り自立を促しましょう。

ただし、磨き残しが多い場合や力が入りにくい場合は、夜だけでも家族が仕上げ磨きをしてあげると安心です。

高齢者の歯磨きで気をつけたいポイントは、口の中の乾燥と歯ぐきの状態。

口腔乾燥があると汚れがたまりやすくなるため、保湿ジェルやマウススプレーを使うと快適にケアできます。

また、歯ぐきが腫れていたり、出血があるときは、無理せず歯科医に相談を。

電動歯ブラシや柔らかめの歯ブラシを使うことで、刺激を抑えながらケアできます。

入れ歯の場合も、毎食後の洗浄が大切です。ぬるま湯で軽くすすいでから専用のブラシで洗い、1日1回は入れ歯洗浄剤を使って清潔を保ちましょう。寝るときには外して、歯ぐきや粘膜を休ませることも忘れずに。

介護の中で歯磨きを嫌がることもあります。そんな時は、本人の好きな香りの歯磨き粉や、ほんのり甘い味のジェルなどを使って気分よくケアできるよう工夫するのも一つの方法です。また、口をゆすぐのが難しい方には、うがい不要のジェルやスポンジブラシを使うことで負担を減らせます。

歯のケアは、口だけでなく全身の健康を守る第一歩。在宅介護の毎日に少しの工夫を取り入れて、笑顔で続けていける歯磨き習慣を目指しましょう。

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